歴史の年号語呂合わせ一覧:中学受験社会でよく出る年号の覚え方を歴史の流れと一緒に解説

中学入試では年号(年代)が問題によく出てきます。

たくさんあって覚えるのに苦労している受験生はたくさんいます。

そこで、年号(年代)を語呂合わせで覚えられるように、古代から現代まですべてまとめました。

  • 年号(年代)の語呂合わせの一覧
  • 各時代の背景
  • 年号の覚え方
  • 年号を覚えられる問題集

をお伝えします。
※関連記事:【中学入試】面接でよく聞かれる質問例と模範解答例
※関連記事:【中学受験】歴史の流れを解説

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  1. 歴史の年号語呂合わせ一覧
    1. 弥生時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 弥生時代の歴史の流れ
    2. 古墳時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 古墳時代の歴史の流れ
    3. 飛鳥時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 飛鳥時代の歴史の流れ
    4. 奈良時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 奈良時代の歴史の流れ
    5. 平安時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 平安時代の歴史の流れ
    6. 鎌倉時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 鎌倉時代の歴史の流れ
    7. 室町時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 室町時代の歴史の流れ
    8. 安土桃山時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 安土桃山時代の歴史の流れ
    9. 江戸時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 江戸時代の歴史の流れ
    10. 明治時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 明治時代の歴史の流れ
    11. 大正時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 大正時代の歴史の流れ
    12. 昭和時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 昭和時代の歴史の流れ
    13. 平成時代の年号語呂合わせ一覧
      1. 平成時代の歴史の流れ
  2. 歴史の年号の覚え方
    1. 一問一答や問題集を繰り返し解く
    2. 歴史の流れと一緒に覚える
    3. 覚えられないものを語呂合わせで覚える
  3. 歴史の年号を覚えられるおすすめの問題集
    1. 『中学入試 でる順過去問 歴史年表 合格への685問 改訂版』
    2. 『小学 100%丸暗記 歴史年代: マンガとゴロで覚える!』
    3. 『図説でわかりやすい 小学歴史年表』
    4. おすすめの使い分け方
    5. 社会の勉強を効率よくするなら通信教育
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    6. オンライン家庭教師を活用する
  4. 年号を暗記する重要性
    1. 入試で得点アップできる
    2. 歴史の流れを把握できる
    3. 問題形式に関わらず、正解できるようになる
    4. 記述問題に正解しやすくなる
  5. ほかの科目の勉強方法・問題
  6. まとめ

歴史の年号語呂合わせ一覧

時代別に歴史の年号語呂合わせを紹介します。

年号と合わせて歴史の流れを確認しておきましょう。記憶に残りやすくなります。

弥生時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【57年】倭の奴国王が後漢に使いを送る→こんな(57)金印ほしかった 那国王
  • 【239年】邪馬台国の女王・卑弥呼が中国に使いを送る→卑弥呼 文(23)く(9)ださいと 魏に使い送る

弥生時代の歴史の流れ

稲作が朝鮮半島から伝わり、経済的に豊かになった村どうしで争いが起こる。そのなかで一部の村がまとまって国をつくり、強大な軍事力で広い地域を支配するようになる。

領内の支配体制を強めるために中国の王朝に使いを送り、「あなたがその地域の王です」と認めてもらってハクをつけるようになる。

この頃の日本の様子が『魏志倭人伝』に伝わっている。

卑弥呼が鬼道(呪術)で国を治めており、魏の使節も訪れている。卑弥呼の死後に男王がたつも邪馬台国は乱れ、壱与(いよ)が女王になって国が収まったとある。

古墳時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【538年】仏教が百済(くだら)から日本に伝わる→百済の仏に、ご参拝(538)

古墳時代の歴史の流れ

大王(おおきみ)渡来人の技術を使いながら有力豪族と協力して大和朝廷を治めている。

物部氏との有力豪族どうしの争いに蘇我氏が勝ち、大和朝廷の中心的役割を担う。仏教の招来・保護も蘇我氏が行う。

平面積では世界最大の仁徳天皇陵(大阪府)がつくられる。

飛鳥時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【593年】聖徳太子が推古天皇の摂政になる→こくみん(593)歓迎、聖徳太子
  • 【603年】聖徳太子が冠位十二階を定める→老齢さん(603)では登るのきつい、十二階
  • 【604年】聖徳太子が十七条の憲法を定める→群れよ(604)役人、憲法十七条
  • 【607年】小野妹子らが遣隋使として派遣される→群れな(607)して、船に乗ってる遣隋使
  • 【630年】遣唐使が派遣される→向かってみれ(630)、いざ唐の国
  • 【645年】大化の改新がはじまる→大化の改新、むしごろし(645)
  • 【652年】班田収授の法が施行される→婿に(652)なりなよ、班田収授
  • 【663年】白村江の戦いで大敗する→唐と新羅にろくろく惨敗(663)

飛鳥時代の歴史の流れ

天皇と有力豪族の蘇我氏による支配体制が安定していたが、唐(中国にあった大きな王朝)が日本に攻めてくるかもしれないという危機感が高まる。

この一連の危機感のなかで国内の支配体制にも変化が起こる。

蘇我入鹿が大化の改新でほろぼされ、天智天皇中大兄皇子)と中臣鎌足(藤原鎌足)との政治体制になる。

この後、朝鮮半島で百済がほろぼされる。日本(中大兄皇子)は援軍をおくるが白村江の戦いで大敗し、次は日本が攻めこまれるかもしれなくなる。

奈良時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【672年】壬申の乱で天武天皇が勝利する→ロクな目に(672)合わない大友皇子(大友皇子敗北)
  • 【683年】富本銭が発行される→むやみ(683)に発行、富本銭
  • 【684年】八色の姓が制定される→無難に八色(684)、八色の姓
  • 【694年】都を藤原京に移す→無(6)理だ、苦し(94)い藤原京
  • 【701年】大宝律令が制定される→なおいい(701)国に、大宝律令
  • 【708年】和同開珎が発行される→菜っ葉(708)と交換、和同開珎
  • 【710年】平城京に都を移す→なんと(710)見事な、平城京
  • 【712年】『古事記』がまとめられる→なぁいつ(712)完成するの古事記
  • 【713年】『風士記』がまとめられる→風土記は5つの国しか残っていないさ(713)
  • 【718年】養老律令が制定される→変わらないや(718)、養老律令
  • 【720年】日本書紀がまとめられる→何を(720)書こうか、日本書紀
  • 【723年】三世一身の法が発布される→ナニサ(723)!三世一身の法
  • 【724年】聖武天皇が即位する→聖武天皇、何し(724)ましょう?
  • 【743年】墾田永年私財法が発布される→ナシサ(743)!墾田永年私財法
  • 【752年】東大寺の大仏開眼 (大仏完成)→おなごに(752)似てる優しい大仏
  • 【753年】唐から鑑真(がんじん)が日本に来る→和み(753)、輝く、盲目鑑真
  • 【784年】長岡京に都を移す→なぜ走る(784)のか?長岡京へ

奈良時代の歴史の流れ

壬申の乱で朝廷側の勢力に勝利した天武天皇は、天皇と新たな役人の体制(八色の姓)を整え、新たな法令(大宝律令)で民への支配体制を充実させていく。

後を継いだ持統天皇と藤原氏との協力体制により、皇位継承が安定する。以降、天皇と藤原氏による支配体制がつづく。

中国王朝から知識や技術を取り込む動きは活発で(遣唐使の派遣)、唐や新羅が日本に攻め入る心配が減り、国力が充実していく。

朝廷の支配体制が強まったことで、日本独自の貨幣政策(富本銭・和同開珎の発行)も行えるようになった。

平安時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【794年】平安京に都を移す→泣くよ(794)うぐいす、平安京
  • 【806年】空海が真言宗を伝える→空と海よ晴れろ(806)、真言宗
  • 【810年】薬子の変がおこる→はっと(810)驚く薬子の変
  • 【842年】承和の変がおこる→野心(84)に(2)負けた、承和の変
  • 【866年】応天門の変が起きる→野郎ろく(866)でもない大納言
  • 【894年】遣唐使を廃止する→白紙(894)に戻そう、遣唐使
  • 【905年】『古今和歌集』が成立する→くれ(90)、その古(5)今和歌集
  • 【935年】平将門の乱がおこる→休眠後(935)、将門兵をあげるも大失敗
  • 【939年】藤原純友の乱がおこる→純友、苦策(939)で兵をあげるも大失敗
  • 【969年】安和の変がおこる→苦楽(969)の末の、安和の変
  • 【1016年】藤原道長が摂政となる→遠い(101)む(6)かしに、道長、摂政に
  • 【1051年】前九年の役がおこる→なんと強引(1051)、前九年
  • 【1053年】藤原頼通が平等院鳳凰堂(阿弥陀堂)を建立する→人混み(1053)あふれる、鳳凰堂
  • 【1069年】延久の荘園整理令が発布される→永久に登録(1069)したい荘園整理令
  • 【1083年】後三年の役がおこる→人を(10)はさんで(83)後三年の役
  • 【1086年】白河上皇の院政が始まる→どうやろ(1086)う?白河の院政
  • 【1156年】保元の乱がおこる→清盛が、力をつけるいいころ(1156)だ
  • 【1159年】平治の乱がおこる→いちいち号泣(1159)清盛勝った!
  • 【1167年】平清盛が太政大臣になる→人々むな(1167)しい、太政大臣
  • 【1185年】壇ノ浦の戦いがおこる (平氏滅亡)→いいはこ(1185)の味、壇ノ浦
  • 【1185年】源頼朝が守護・地頭を設置する→いちいち反抗(1185)守護・地頭

平安時代の歴史の流れ

藤原氏内部や藤原氏とそれ以外の貴族との間で、権力争いが激しくなる。おおむね、最終的に藤原氏が権力争いに勝つ。

地方の荘園を藤原氏に寄進する動きが強くなり、その荘園を管理する地方豪族が力を強めていく。

関東では平将門の乱が起こり、同時期に瀬戸内海で藤原純友の乱も起こる。この戦乱を鎮めた武家貴族が力を強め、前九年の役後三年の役で地方に自身の勢力をつくるようになる。

強くなった武家の力を利用した皇族や貴族によって京都でも戦乱がたびたび起こる(保元の乱・平治の乱)。

これらの戦乱に並行して藤原氏が政治の主導権を握りつづけることに失敗し、代わって上皇院政をはじめる(摂関政治の終わり、院政の始まり)。

京都での戦乱の勝者となった平氏が空前の強力支配をしくも、反発した武家勢力(源氏など)にほろぼされ(壇ノ浦の戦い)、源頼朝が武家のトップ(棟梁)になる。

天皇と貴族による支配から武家による支配へと変わっていく。

鎌倉時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1192年】鎌倉幕府が成立する→いい国(1192)つくろう、鎌倉幕府
  • 【1203年】北条時政が執権になる→人に推さ(1203)れ、時政執権に
  • 【1205年】藤原定家らが『新古今和歌集』を編集する→人におご(1205)らん、新古今
  • 【1206年】チンギス・ハンがモンゴル帝国を建国する→いずれ向(1206)かうぞ!チンギス・ハン
  • 【1212年】鴨長明が随筆『方丈記』を書く→日に日に(1212)不安がつのるよ、方丈記
  • 【1219年】将軍・源実朝が暗殺される→実朝は人にひどく(1219)恨まれる
  • 【1221年】後鳥羽上皇が承久の乱を起こす→人に不意(1221)打ち、承久の乱
  • 【1232年】御成敗式目の制定がされる→あと、一文(ひとふみ)(1232)書いた御成敗式目
  • 【1274年】文永の役がおこる→ひどい(1)船(27)酔(4)い、文永の役
  • 【1281年】弘安の役がおこる→集団で、人に(12)矢を射る(81)、弘安の役
  • 【1297年】鎌倉幕府が永仁の徳政令を出す→皮肉な(1297)法令、永仁の徳政令
  • 【1333年】鎌倉幕府が滅亡する→遺産さんざん(1333)、鎌倉幕府滅亡
  • 【1334年】後醍醐天皇が建武の新政をはじめる→いざ見よ(1334)、建武の新政を

鎌倉時代の歴史の流れ

源頼朝が全国に守護地頭を設置して支配体制を固める(鎌倉幕府の成立)。また、征夷大将軍となる。

源氏が将軍として幕府のトップに立つが、一方で北条氏執権となって御家人をたばねたため幕府の事実上の統治者のようになる。

両者の争いは3代目将軍・源実朝の暗殺により北条氏の勝利に終わる。

北条氏はその後、御成敗式目(御家人の領土問題を裁定するルール)を制定したり評定衆(政治の中心をになう人たち。内閣みたいなもの)を設置するなどして幕府の統治体制を固める。

1274、1281年には元帝国フビライ・ハン)の軍勢が日本に攻撃をしかけてくるが、2度とも退ける(文永の役・弘安の役)。しかし、この戦役の影響もあり、御家人は借金に苦しむことになる。

ついには、借金を棒引きにするという永仁の徳政令を幕府が出すようになる。

1333年、鎌倉幕府体制に反発する武士(足利尊氏新田義貞など)をまとめた後醍醐天皇は鎌倉幕府をほろぼし、公家が中心となって政治を行う建武の新政をはじめる。

室町時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1338年】室町幕府が成立する→いざ都(1338)へ行こう、室町幕府
  • 【1368年】明が中国統一をはたす→いざ、無闇に(1368)明建国
  • 【1390年】土岐康行の乱がおこる→遺産くれ(1390)、土岐康行の乱
  • 【1392年】南北朝が統一される→いざ国(1392)まとめよう、南北朝統一
  • 【1404年】勘合貿易がはじまる→必死(14)に押し(04)て勘合貿易
  • 【1428年】正長の土一揆がおこる→いっしょに(142)や(8)ろう、正長の土一揆
  • 【1429年】琉球王国が建国される→意地(14)でも継ぐ(29)ぞ琉球国王
  • 【1467年】応仁の乱がはじまる→人の世(14)、むな(67)しい応仁の乱
  • 【1485年】山城国一揆がおこる→意志はご立派(1485)、山城国一揆
  • 【1492年】コロンブスがアメリカ大陸を発見する→意欲に(1492)燃えるコロンブス
  • 【1517年】ルターの宗教改革がおこる→一言言うな(1517)、カトリック
  • 【1543年】種子島に鉄砲が伝来する →以後(15)、予算(43)が増える鉄砲伝来
  • 【1549年】キリスト教が日本に伝わる→以後(15)よく(49)広まる、キリスト教
  • 【1560年】桶狭間の戦いがおこる→今ごろお(1560)どろく、今川軍

室町時代の歴史の流れ

朝廷は権威だけを持ち、武士が政治を行う時代がつづく。

室町幕府は鎌倉幕府にくらべて軍事力も経済力も非常に弱く、有力守護大名が幕府の言うことを聞かないことがしばしばあった。

3代目将軍・足利義満は幕府の力を強めるため有力守護大名に反乱を起こさせて討伐したり、経済力をたかめるために明との貿易をおこなったりした(勘合貿易/日明貿易)。

しかし、足利義満の死後、室町幕府は再び力が弱くる。

ついには8代目将軍・足利義政の時代に御家人の跡目争いがで京都で応仁の乱が発生する。対応に失敗して戦乱を長引かせてしまう。

この混乱の過程で地方の武士や農村が力をたくわえ、山城国一揆正長の土一揆に代表されるように、地方勢力が守護大名を追いだす出来事も発生するようになる。

この頃はまだ1つの国に村や寺社、武士など複数の勢力が存在し、仲良くしたり敵対したりしている。

同時にヨーロッパでは大航海時代を迎える。数か月以上かけて新大陸を発見し、キリスト教の布教と貿易を行って大きな商売をはじめるようになる。

日本にもキリスト教鉄砲が伝来し、日本国内の統治体制や戦争の仕方が大規模になっていく。

安土桃山時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1568年】織田信長が足利義昭を立てて入京する→いい頃や(1568)ちょうどいい!
  • 【1573年】室町幕府が滅亡する→以後涙(1573)の、室町幕府
  • 【1575年】長篠の戦いがおこる→一発(1)でこなご(575)な、長篠の戦
  • 【1582年】本能寺の変がおこる→イチゴパンツ(1582)の織田信長
  • 【1582年】太閤検地が行われる→イチゴパンツ(1582)で太閤検地
  • 【1582年】天正遣欧使節が派遣される→行こう! 初めて!(1582)天正遣欧使節
  • 【1582年】豊臣秀吉が明智光秀を討つ→以後は(158)に(2)んまり、豊臣家
  • 【1588年】豊臣秀吉が刀狩りをする→以後(15)、刃は(88)ないよ、刀狩り
  • 【1590年】豊臣秀吉、全国統一を果たす→イチゴく(1590)れたら天下統一
  • 【1592年】文禄の役がおこる→異国に(1592)出兵、文禄の役
  • 【1597年】慶長の役がおこる→二度目の出兵、以後苦難(1597)
  • 【1600年】関ヶ原の戦いがおこる→ヒーローわーわー(1600)、関ヶ原の戦い

安土桃山時代の歴史の流れ

地方のイチ勢力だった織田信長が力をつけ、足利義昭を立てて京都に入る。これにより、織田信長が全国の大名に命令し、命令に従わない大名を討伐する大義名分を得る。

鉄砲は弓矢にくらべて殺傷能力が高いため1つ1つの戦争の決着が早くなり、織田信長が急速に勢力を広げるようになる。

織田信長は巨大勢力だった武田家も長篠の戦いで破り、天下統一に向けて順調だったが、本能寺の変明智光秀に討たれる。

その後の実権を握った豊臣秀吉1590年に天下を統一し、太閤検地刀狩り、キリスト教の制限によって武士の支配体制を強めていく。に攻め入るために朝鮮半島へ2回攻撃をしかけるが失敗する(文禄の役、慶長の役)。

秀吉の死後は徳川家康関ケ原の戦いで石田三成を破り、天下の実権を握る。

江戸時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1603年】江戸幕府が成立する→人群れさわぐ(1603)よ江戸の町
  • 【1615年】武家諸法度ができる→法度いろいろ以後(1615)よく守れよ武家の者
  • 【1615年】禁中並公家諸法度ができる→異論以後(1615)なし禁中並公家諸法度
  • 【1635年】参勤交代の制ができる→ヒーロー見事(1635)な、参勤交代
  • 【1637年】島原・天草一揆 (島原の乱)がおこる→疲労みなぎる(1637)、天草四郎
  • 【1639年】ポルトガル船の来航禁止→広い柵(1639)して、ポルトガル船阻止
  • 【1641年】オランダ商館を出島に移す→いろよい(1641)返事で出島に移る
  • 【1649年】慶安の御触書が出る→色よく(1649)掲示、慶安の御触書
  • 【1687年】生類憐れみの令が出る→色華(1687)やかな、お犬様
  • 【1688年】名誉革命がおこる→広場は(1688)歓声の名誉革命
  • 【1689年】権利の章典 (イギリス)→王無役(1689)、君臨すれども統治せず
  • 【1709年】新井白石による正徳の治が行われる→正徳の治で非難(17)され億劫(09)だ
  • 【1716年】徳川吉宗による享保の改革が行われる→非難もいろいろ(1716)、享保の改革
  • 【1772年】田沼意次の政治がおこなわれる→いーな(17)、何(72)より株仲間
  • 【1774年】『解体新書』を出版する→玄白の、解体新書に非難なし(1774)
  • 【1776年】アメリカ独立宣言がだされる→いーな(17)、なろ(76)うよ、独立国家に
  • 【1787年】松平定信による寛政の改革が行われる→非難はな(1787)いか?寛政の改革
  • 【1789年】フランス革命がおきる→ひ(1)な(7)わ(8)く(9)すぶる、バスチーユ
  • 【1814年】ウィーン会議がひらかれる→ いや、いーよ(1814)、ウィーン会議
  • 【1825年】異国船打払令がだされる→一発ごめん(1825)無理!来ないで!
  • 【1837年】大塩平八郎の乱がおきる→嫌味な(1837)役人、大塩平八郎
  • 【1839年】蛮社の獄がおこなわれる→いやー見苦しい(1839)蛮社の獄
  • 【1840年】アヘン戦争がはじまる→人はヨレヨレ(1840)、アヘン戦争
  • 【1841年】水野忠邦による天保の改革が行われる→人はよい (1841) よい天保の改革
  • 【1842年】アヘン戦争で清が敗北する→嫌よ2回(1842)は、南京条約
  • 【1851年】太平天国の乱がおこる→いっぱい(18)来い(51)って!太平天国
  • 【1853年】ペリーが浦賀に来航する→い(1)や(8)でご(5)ざん(3)す
  • 【1854年】日米和親条約が結ばれる→一夜ごし(1854)頭の痛い和親条約
  • 【1857年】インド大反乱がおこる→イギリスの人(18)は来な(57)いで!大反乱
  • 【1858年】日米修好通商条約がむすばれる→人はこわ(1858)いと、井伊がいう
  • 【1859年】安政の大獄がおこなわれる→人は号泣(1859)、安政の大獄
  • 【1860年】桜田門外の変がおこる→井伊(1)をヤろお(860)ぜ、桜田門外
  • 【1860年】五品江戸廻送令が出される→人やむお(1860)えず、江戸廻り
  • 【1861年】アメリカ南北戦争がおきる→いや、無意味(1861)なり、南北戦争
  • 【1862年】生麦事件がおきる→いやむつ(1862)かしい生麦事件
  • 【1866年】薩長同盟が成立する→一夜でむりむり(1866)薩長同盟
  • 【1867年】徳川慶喜が大政奉還する→いや(18)、慶喜むな(67)しい、大政奉還
  • 【1867年】王政復古の大号令が出される→人やむな(1867)く従う大号令
  • 【1867年】ええじゃないかの乱舞がおきる→いや(18)、ろくな(67)おどりではない、ええ乱舞
  • 【1868年】戊辰戦争がおこる→ひとつ(1)やろうや(868)戊辰戦争

江戸時代の歴史の流れ

江戸幕府ができてしばらくの間はまだまだぜいじゃくな支配状況だった。統治体制を強固にするため、幕府は武家諸法度参勤交代で大名の統制をはかり、禁中並公家諸法度で朝廷の統制をはかった。

その後島原の乱が起こり、幕府は混乱する。しかしそれ以降は大きな戦乱が起こらず、江戸幕府の支配体制は安定するようになった。

ただ、幕府は歳出と歳入のバランスが悪く、毎年赤字になるか、飢饉(ききん)や災害が発生するたびに巨額の赤字を抱えるようになっていく。

財政再建のために享保の改革(徳川吉宗)・寛政の改革(松平定信)・天保の改革(水野忠邦)が行われるが目立った成果を得られない。

海外ではフランス革命などで人民が力をつけ、産業革命で工業力が大きく伸びていく。それによってヨーロッパ諸国の軍事力が強大化。

ヨーロッパの国々は軍事力を背景に、外国のスキにつけいって商売をして大もうけする。

それを嫌った清国はアヘン戦争を起こすがイギリスに敗れる。

清国敗北のニュースに驚いた江戸幕府は、日米和親条約を結んで開国。各国と貿易協定(通商条約)を結ばされて不利な条件で貿易を行う。

日本国内で急激な物価高が進み、外国人に慣れていない日本人は生麦事件など外国人に対する殺傷事件をたびたび起こす。

こうしや「外国人への反発」が「江戸幕府への反発」へと変わり、薩長同盟など幕府討伐の準備が進む。

この動きを察知した将軍・徳川慶喜は政権を朝廷に返上するが(大政奉還)、戊辰戦争で旧幕府側の勢力は敗北する。

明治時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1868年】五箇条の御誓文が発布される→ひとつやろうや(1868)、明治維新
  • 【1869年】藩主が支配権を朝廷に返還する→人はむくれ(1869)た、版籍奉還
  • 【1871年】藩が廃止され府県が設置される→藩とは言わない(1871)、県という
  • 【1872年】富岡製糸場が操業する→嫌なに(1872)おいか、富岡製糸場
  • 【1872年】学制が公布される→人はなに(1872)か勉強したくて
  • 【1873年】徴兵令と地租改正が発布される→人は涙(1873)の徴兵令と地租改正
  • 【1874年】『民選議員設立の建白書』が提出される→イヤな世(1874)だから議院が必要
  • 【1875年】樺太・千島交換条約がむすばれる→いやなこ(1875)うかん、樺太・千島
  • 【1876年】日朝修好条規を結ぶ→イヤ(18)な無理(76)ばかりの日朝修好条規
  • 【1877年】西南戦争がおこる→いやな(187)内乱(7)、西南戦争
  • 【1885年】伊藤博文が初代首相になる→「伊藤パパGO-(1885)」、内閣総理大臣
  • 【1886年】学校令が発布される→子ども持つ、人はやろう(1886)よ、学校へ
  • 【1886年】ノルマントン号事件がおこる→人ははむ(1886)かうノルマントン号事件
  • 【1889年】大日本国憲法が制定される→いち早く(1889)大日本帝国憲法発布
  • 【1890年】第一回帝国議会がおこなわれる→出たいからいや(18)でもくれ(90)よ一票を
  • 【1894年】領事裁判権 (治外法権)が撤廃される→一度白紙(1894)に戻そう、治外法権
  • 【1894年】甲午農民戦争がおこる→いや(18)苦し(94)んで、また戦争
  • 【1894年】日清戦争がおこる→一人(1)で焼くよ(894)、日清焼きそば
  • 【1895年】下関条約が締結される→一夜(18)で立場が急降(95)下
  • 【1895年】ロシアが三国干渉をする→一1回白紙(189)でGO(5)!遼東半島
  • 【1900年】義和団事件がおきる→火(1)、ぐおおん(900)と燃えさかる義和団事件
  • 【1901年】八幡製鉄所が操業開始する→八幡製鉄所に行くわい(1901)!
  • 【1902年】日英同盟がむすばれる→日暮れ(190)に(2)握手!日英同盟
  • 【1904年】日露戦争がおこる→ロシアを倒しに行く(19)わよ~(04)
  • 【1905年】ポーツマス条約がむすばれる→ひどくおこ(1905)られ、ロシアと和解
  • 【1910年】韓国併合をおこなう→韓国併合いくと(1910)決めた桂首相
  • 【1911年】辛亥革命がおきる→トークがいい(1911)ね、孫文
  • 【1911年】関税自主権を回復する→低い位置(1911)からはいあがる

明治時代の歴史の流れ

日本は列強(ヨーロッパ諸国とアメリカ)の政治体制や考え方を取り入れて不平等条約を改正し、工業化を進めて軍事力を増強する方針をとる。そのために必要な憲法(大日本帝国憲法)1889年に発布して議会を発足させ、人材育成のために学校令を公布する。

その結果、1894年に領事裁判権の撤廃に成功する。

ヨーロッパからの進出をはばむために朝鮮半島を自分のものにしようという方針のもと、日朝修好条規(1876年)、日清戦争(1894年)と徐々に進出していく。

そんな日本をみてロシア三国干渉をしてくる(1895年)。ロシアへの反発が日本国内で強まる。

明治政府はロシアとの戦争にそなえて工業力の増強のために八幡製鉄所の操業を開始する(1901年)。ロシアのアジア進出を抑えこみたいイギリスは、1902年に日本と同盟を結ぶ(日英同盟)。

1904年、日露戦争が起こる。日本・ロシアともに疲弊し、アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズヴェルトの仲介によりポーツマス条約を結ぶ(1905年)。

ロシアに対して優勢に戦争を進めたことで日本の朝鮮半島への影響力は強まり、日韓併合を行なう(1910年)。

世界のなかで日本の立場は上昇し、1911年には関税自主権の回復に成功する。

大正時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1912年】第一次護憲運動がおきる→行く?( 19)いつ?( 12)第一次護憲運動
  • 【1914年】第一次世界大戦がはじまる→行くよ(19)、いよ(14)いよ、第一次世界大戦へ
  • 【1915年】二十一カ条の要求を出す→行く(19)ぞ!行こう(15)、二十一カ条の要求
  • 【1917年】ロシア革命がおきる→レーニン得意な(1917)ロシア革命
  • 【1918年】シベリアへ出兵する→行くの嫌(1918)です!シベリア出兵
  • 【1918年】米騒動がおこる→遠く富山(1918)で、米騒動
  • 【1919年】三・一独立運動がおきる→行く行く(1919)三・一独立運動
  • 【1919年】五・四運動がおきる→行く行く(1919)五・四運動
  • 【1919年】ベルサイユ条約がむすばれる→ベルサイユ宮殿に行く行く(1919)!
  • 【1920年】国際連盟が設立される→特には(1920)活躍なしの国際連盟
  • 【1921年】ワシントン会議がひらかれる→引くに引(1921)けないハーディング
  • 【1922年】全国水平社が設立される→いい(1)国(92)に(2)するぞ!全国水平社
  • 【1922年】ソビエト連邦が成立する→卑屈に(1922)ならず、試練と決闘
  • 【1923年】関東大震災がおきる→震災後、行く(19)よ兄さん(23)と郊外へ
  • 【1925年】普通選挙法が成立する→いくぞ25歳(1925)、普通選挙へ
  • 【1925年】治安維持法が制定される→社会運動に行く(19)と不幸(25)になる治安維持法
  • 【1927年】金融恐慌に突入する→国民が、重苦に泣(1927)いた金融恐慌

大正時代の歴史の流れ

日露戦争後、ロシア国内は混乱し、1914年にヨーロッパでは第一次世界大戦が起こる。イギリスなどヨーロッパ諸国はアジアに関わる余裕がなくなる。

この過程で列強の脅威から逃れた日本は、韓国併合につづいて中国へ二十一カ条の要求をつきつける。日本のこうした動きに朝鮮半島や中国国内で強く反発して抵抗運動(三・一独立運動五・四運動)が起こる(1919年)。

ヨーロッパ各国は第一次世界大戦による疲弊から平和へのかじ取りのために国際連盟を設立する。同時に、軍事大国化しつつある日本を抑えるためワシントン会議で軍縮を決定する。

日本国内では国政に参加する意識が高まり、普通選挙法が制定される。

昭和時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1929年】世界恐慌がおきる→一級(19)品の肉(29)など食せぬ世界恐慌
  • 【1931年】満州事変がおきる→満州事変「戦さ(193)の始め(1)」は柳条湖
  • 【1932年】五・一五事件→戦に(1932)GO!(5)行こう!!(15)
  • 【1936年】二・二六事件→引き金を引く(19)から見ろ(36)と二・二六事件
  • 【1937年】盧溝橋事件が起こり、日中戦争がはじまる→いくぞみんな(1937)で日中戦争
  • 【1938年】国家総動員法が発令される→いくさやる(1938)ため、総動員
  • 【1939年】第二次世界大戦がはじまる→戦苦(1939)しい第二次世界大戦
  • 【1940年】日独伊三国同盟を結ぶ→大戦の引き金引くよ(1940)、三国同盟
  • 【1941年】日ソ中立条約に調印する→ひどく良い(1941)こと、日ソの中立
  • 【1941年】太平洋戦争がはじまる→行くよ一(いくよいっ)発、真珠湾
  • 【1942年】ミッドウェー海戦がおこなわれる→ひどく(19)死に(42)かけたミッドウェー海戦
  • 【1945年】ポツダム宣言を受け入れ日本は無条件降伏する→行く(19)よ、ポツダム宣言の信号(45)
  • 【1945年】ヤルタ会談がひらかれる→行くよ(194)ご苦労(5)、ヤルタの地
  • 【1945年】国際連合が発足する→国際連合、行くよGO(1945)!
  • 【1946年】農地改革を行う→得知る(1946)農民、農地改革
  • 【1946年】日本国憲法が交付される→一休(19)さんも読む(46)日本国憲法
  • 【1948年】世界人権宣言が採択される→いくよ(194)!蜂(8)も恐れず世界人権宣言!
  • 【1949年】中華人民共和国が建国される→いくよくるよ(1949)、中国建国へ
  • 【1950年】朝鮮戦争がおこる→行く号令(1950)で抗戦へと
  • 【1950年】警察予備隊が創立される→警察よ 行くぞ(19) GO
  • 【1951年】サンフランシスコ平和条約に調印する→サンフランシスコに行く(19)ぞ!来い(51)!
  • 【1951年】日米安全保障平和条約に調印する→ひどく(19)強引(51)、安全保障
  • 【1954年】自衛隊が発足する→特訓(19)だ!腰(54)を鍛える、自衛隊
  • 【1955年】アジア・アフリカ会議がひらかれる→行くぞ!ここ!(1955)アジア・アフリカ会議
  • 【1956年】日ソ共同宣言が出される→もう行くころ(1956)だ、日ソ共同宣言
  • 【1962年】キューバ危機がおこる→キューバ危機の解決、ひと苦労に(1962)
  • 【1964年】東京オリンピックが開催される→メダル獲るのにひと苦労よ(1964)
  • 【1965年】ベトナム戦争がはじまる→ひどくむごい(1965)ベトナム戦争
  • 【1967年】公害対策基本法が制定される→ひどくむなしい(1967)、公害対策
  • 【1972年】沖縄が返還される→行く(19)ぞ、夏(72)の沖縄へ
  • 【1973年】石油危機がおきる→行く(19)っきゃない、涙(73)をふいてオイル掘り
  • 【1978年】日中平和友好条約が発効される→日中で一緒に行く(19)那覇(78)の旅
  • 【1985年】男女雇用機会均等法が成立する→均等で行くわ(198)雇(5)用に男女なし
  • 【1989年】マルタ会談がひらかれる→行く約束(1989)、冷戦終結
  • 【1989年】ベルリンの壁が崩壊する→壁を壊して行く(19)? 野球(89)見に!

昭和時代の歴史の流れ

日中戦争で苦戦している日本は国家総動員法を発令して、国力をあげて日中戦争に臨む。大きな戦果をあげられないまま国力が疲弊し、燃料確保の目的もあって太平洋戦争へと突入する。

ミッドウェー海戦の大敗で軍事力を大きく失った日本は1945年、ポツダム宣言を受け入れて太平洋戦争に敗北する。国の建て直しのため、GHQの指導のもと日本国憲法を公布する(1946年)。

世界でも、第二次世界大戦を止められなかった反省から、抑止力の強い国際連合が発足する(1945年)。

世界人権宣言が採択され、「強者だけで回す世界」から「全員参加の世界」への方針を転換していく。

同時にアメリカとソ連という2強の対立が激しくなり、戦争によらない対立構造(冷戦)が定着する。自分の味方を増やすためアメリカは日本と日米安全保障条約を結び(1951年)、沖縄も返還し(1972年)、有事の協力体制を取る。

1962年のキューバ危機核戦争の脅威が現実となり、危機感を感じた米ソはマルタ会談で冷戦の終結、東西ドイツの統一(ベルリンの壁崩壊)を決める。

1964年の東京オリンピック以降、日本は経済が回復する。急速な工場化のために公害が起き、公害対策基本法を成立させる。

平成時代の年号語呂合わせ一覧

  • 【1990年】東西ドイツが統一する→ひとくくり!(1990)壁、崩壊!ドイツ統一
  • 【1991年】湾岸戦争がはじまる→ひどく悔いるも(1991)湾岸戦争勃発
  • 【1991年】ソ連が解体する→一気(19)にグイ(91)っと ソ連解体
  • 【1992年】PKO協力法が成立する→遠くの国(1992)へ、PKO
  • 【1993年】EUが発足する→ヨーロッパ、EUできてひとくくりさ(1993)
  • 【1995年】阪神淡路大震災がおこる→行く救護!(1995)、阪神大震災
  • 【2003年】イラク戦争がはじまる→不和を見た(2003)抱く幻想、ブッシュとフセイン
  • 【2008年】世界金融危機とリーマンショックがおこる→触れれば(2008)はじける金融危機
  • 【2011年】東日本大震災がおこる→フレー(20)!フレー!人々(11)

平成時代の歴史の流れ

ソ連が解体し、アメリカが「世界の警察」として世界各地の紛争に手を出し、湾岸戦争(1991年)やイラク戦争(2003年)などを起こす。

ヨーロッパの国力は第二次世界大戦後もアメリカには及ばず、EUを発足させて連合で存在感を高める方針を取る(1993年)。

日本は2つの大きな地震(阪神大震災東日本大震災)を経験し、地震からの復興策やボランティアの意義について評価が進んでいる。

歴史の年号の覚え方

中学受験で覚えるべき年号は本当にたくさんあります。年号を効率よく覚えるにはどうすればいいか説明します。

一問一答や問題集を繰り返し解く

まず、一問一答や普通の問題集を繰り返し解きましょう。問題をみたらサッと答えが浮かぶくらいまで繰り返しましょう。

※関連記事:中学入試の社会によく出る問題の一問一答
※関連記事:【中学受験】社会のおすすめ問題集

特に年号はたくさんあるので、1度覚えてもまた忘れてしまうのが普通です。思い出せないときにすぐに確認できるように、外出するときは『ポケ出る』などをカバンに入れておきましょう。

歴史の流れと一緒に覚える

年号は丸暗記しようとするより、歴史の流れのなかで覚えるほうが覚えやすいです。

  • 「何」があったのか
  • 「なぜ」そうなったのか
  • 「誰」が関わっているのか。

この3点を押さえておくと覚えやすいです。

覚えられないものを語呂合わせで覚える

一問一答や問題集で勉強しても、なぜか覚えられないものもあります。

どうしても天保の改革と寛政の改革はどちらが先かわからなくなったり…。

ややこしいものは語呂合わせで覚えましょう

年号をすべて語呂合わせで覚えると、今度は語呂がややこしくなってきます。

イチゴパンツ(1582年)をはいているのは織田信長だったかな?豊臣秀吉だったかな?など。

  1. ほとんどの年号は普通に覚える
  2. 覚えにくいものを語呂合わせで覚える

この方法で効率よく覚えられます。

歴史の年号を覚えられるおすすめの問題集

年号を覚えるのにおすすめの問題集を紹介します。

いずれもAmazonのPRリンクをつけています。リンクをクリックいただくと、お得に購入いただけます。

※関連記事:中学受験社会の勉強:いつからはじめる?

『中学入試 でる順過去問 歴史年表 合格への685問 改訂版』


中学入試 でる順過去問 歴史年表 合格への685問 改訂版 (中学入試でる順)

出版社:旺文社
特徴:

近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。
問題には、「重要」「差がつく」「思考力」といったアイコンがついているので、更に効率的に学習することができます。
1つの単元は「まとめのページ」→「重要用語をチェック」→「入試問題にチャレンジ!」の3ステップで構成されているので、無理なく着実に合格への力をつけることができます。
巻頭には、社会の地図を使った入試問題の傾向とその対策がわかる分析記事がついています。

旺文社より引用

『小学 100%丸暗記 歴史年代: マンガとゴロで覚える!』


小学 100%丸暗記 歴史年代: マンガとゴロで覚える! (受験研究社)

歴史の重要事項を覚えるにはコチラ↓


小学 100%丸暗記 日本の歴史: マンガと図録で覚える! (受験研究社)

出版社:増進堂・受験研究社
特徴:

○五・七・五のリズムを持ったゴロ合わせで,小学校で学ぶ歴史の重要年代を楽しく覚えることができます。
○重要語句は消えるフィルターを使って暗記ができるようになっています。
○「マンガで学ぼう」として,章の始めには時代の流れをマンガで解説しています。
○見開き2頁で,時代の流れをバッチリつかむことができます。
○「章末チェック」では重要年を問う穴埋め問題があるので,覚えたかどうか確認できます。
○「重要人物プロフィール」として,顔のイラストとともに,重要人物のプロフィールを履歴書のようにまとめています。

増進堂・受験研究社より引用

『図説でわかりやすい 小学歴史年表』


図説でわかりやすい 小学歴史年表 (キッズレッスン 学習ポスター)

出版社:JTBパブリッシング
特徴:

小学校の歴史の授業で習う、年代、出来事、人物の要点が一目瞭然!
学習指導要領で扱われる歴史上の人物42人の情報も掲載し、受験対策にぴったりの年表。
水をつけるとお風呂の壁に貼れる、「ユポFGS」紙を使用したポスタータイプの教材です。

★覚えるべき年号とできごとが一目でわかる!
大きな文字で見やすい、2シート組の歴史年表ポスター。
主な出来事から派生して起こった歴史の流れや、文化の発展を、年表と合わせて一覧できる。

★地図やグラフなど、ビジュアル資料で理解が深まる!
日本の主な出来事に関連する地図やグラフ、イラストなど、補足資料も充実。
中学受験でトレンドの「地図から見る日本の歴史情勢」に対応した資料で、受験対策にも役立つ。
学習指導要領で扱われている、歴史上の人物42人もイラストつきで丁寧に解説。

★日本と世界の歴史を見比べ!
日本の歴史に影響を与えた世界の主な出来事も掲載。
どの時代に日本で、世界で何が起きたのか、見比べながら大きな歴史の流れをとらえられる。

【構成】
1シート目:旧石器時代~江戸時代初期2シート目:江戸時代中期~現代

【サイズ】横78.8cm×縦54.5cm

Amazonより

自宅リビングの壁などに貼り付けておくタイプの年表です。しっかり覚えるのには適していませんが、「興味を持つきっかけ」になります。

低学年のうちに見慣れておけば、いざ社会の勉強に乗り出したときに「織田信長知ってる!桶狭間の人!」と嬉しくなり、歴史に得意意識を持てるようになります。

定番の方法ですが、おすすめです。

おすすめの使い分け方

どちらも年号・年表を覚えるのに適しています。下記のように使い分けるのがおすすめです。

  • 文字中心にスピーディに覚えたい人は『でる順』
  • マンガやイラストの印象を強めにして覚えたい人は『マンガとゴロで100%丸暗記』
  • 低学年のうちに『歴史年表』を壁に貼っておく

また、問題集はどちらも外出時に携帯しておきましょう。「桶狭間の戦いって何年だったかな?」とふと気になった時にすぐに確認できます。

社会の勉強を効率よくするなら通信教育

中学受験は時間とのたたかいです。社会も、年号・歴史の流れ・記述対策と、することが山積みです。

そんなときにおすすめの通信教育を紹介します。

移動時間がゼロですし、塾に比べて短時間の1回あたりの勉強が短時間に設計されています。「塾と併用」「通信教育単独」のどちらも選べます。

難関中学対策ならZ会

難関中学、最難関中学(首都圏御三家、灘中学、ラサール中学など)を目指しているならZ会がおすすめです。下記のような特長があります。

  • トータル受講、ライトな受講(要点集中プラン)を選べる
  • 1科目から受講できる
  • 塾と同じかそれ以上の難易度の問題にもチャレンジできる
  • 記述特訓や理科の複雑な計算対策など入試頻出分野の対策講座を取れる

※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法

苦手、嫌いを克服するなら進研ゼミ

中学受験対策の通信教育として進研ゼミも多くの受験生に選ばれています。楽しく、自信をつけながら学べるという特徴があります。

  • 視覚的に理解しやすい授業動画
  • 1回15分の設計で勉強がつづけやすい
  • 赤ペン先生がほめながら添削してくれる
  • 合格実績は4,000名以上

※関連記事:進研ゼミ小学講座の特徴と効果的な利用法

オンライン家庭教師を活用する

  • 塾に通うほどではない
  • 通える範囲内に良い塾がない
  • わからないところだけピンポイントに対策したい
  • プロ講師に教わりたい

こういうときは、家庭教師が便利です。特に受験直前期に家庭教師を活用する方が多くなります。

また、最近ではオンライン家庭教師の優位性がかなり際立ってきています。

普段は塾や予備校で教えている指導者がプロ家庭教師として活躍しています。オンラインなので、移動圏外に住んでいる人がちょっと空いた時間に授業をしています。

トップクラスの実績を持つプロ講師に教われば、1人であれこれ工夫するより5倍10倍早く、的確にポイントを押さえた学習ができます。

特に社会はプロと学生で指導力に大きな差が表れる科目です。「暗記科目」だと思うと興味がわきにくいかもしれませんが、プロが教えると興味を持つようになって楽しく勉強できるようになることがよくあります。

【下記リンクはプロ講師による個別指導と、LINEなどで勉強方法の指導やスケジューリングもしてくれる「みんなの塾」のPRです。月17,800円から受講できます。】

みんなの塾

年号を暗記する重要性

歴史の勉強で年号を覚えるのは非常に大切です。その理由を3つお伝えします。

入試で得点アップできる

まず、入試で得点を取りやすくなります。中学入試では、年号を覚えていれば解ける問題がいくつか出てきます。

例えば下記の入試問題をご覧ください。

西大和学園中学校入試問題より

上記は関西の難関中学である西大和学園の入試問題です。

ア~エの選択肢の内容はすべて正しく、「それぞれの年代・年号が問題文の条件に合うかどうか」がポイントです。

上の画像には載っていませんが、問題文では「10世紀半ばまで」と条件を設定されています。各選択肢の年代・年号は下記のとおりです。

ア:1016年(11世紀)
イ:8世紀
ウ:8世紀
エ:894年

年代・年号がわかっていれば楽々と正解できます。逆に、いつ・何があったかを知らないと解けません。

このように、入試では「年号を暗記しておくと確実に正解できる問題」がいくつかあります。 正解を3問増やせると10点程度になります。入試は1点に7-10人がひしめいていると言われていますから、10点アップできればライバルをごぼう抜きできるのです。

歴史の流れを把握できる

いつ・何が起こったのかを覚えておくと、歴史の流れを正確に把握できるようになります。

例えば室町時代で、「南北朝の統一」「勘合貿易の開始」はどちらが先でしょうか?

正解は、「南北朝の統一」が先です。南北朝を統一したことで室町幕府による国内の統治体制が安定しました。そのため、外国である明との貿易に乗り出せるようになったのです。

普通に問題集を解いているだけだと、出来事の順番やその順番になった理由(歴史の流れ)はそこまで気になりません。ですが、入試では正誤問題や時代順の並び替え問題、または記述問題でもこうした内容が問われます。

出来事だけを覚えるのではなく、年号と一緒に覚えると「歴史の流れ」も一緒に把握できるようになります

※関連記事:室町時代の年表を使って歴史の流れをくわしく解説

問題形式に関わらず、正解できるようになる

歴史の流れを年号と一緒に覚えられると出来事を時系列で思い出せるようになり、「どのように聞かれても、考えて答えられるようになります」。何から何まで暗記しなくて済みます。

例えば、下記の5つはすべて奈良時代の出来事です。

  • 三世一身の法が発布される
  • 聖武天皇が即位する
  • 墾田永年私財法が発布される
  • 東大寺の大仏開眼 (大仏完成)
  • 唐から鑑真(がんじん)が日本に来る

「聖武天皇は三世一身の法を発布しましたか?」と問われたとき、バラバラに覚えていると答えられないかもしれません。

ですが、年号と一緒に覚えるとそれぞれの出来事を思い出しやすくなります。

  • 723年:三世一身の法が発布される
  • 724年:聖武天皇が即位する
  • 743年:墾田永年私財法が発布される
  • 752年:東大寺の大仏開眼 (大仏完成)
  • 753年:唐から鑑真(がんじん)が日本に来る

三世一身の法は聖武天皇の即位前ですから、聖武天皇の事績ではありません。

年号を覚えていれば、聖武天皇が三世一身の法を発布したかどうかを覚えていなくても、問題に正解できます。

記述問題に正解しやすくなる

中学入試では記述問題が多くなっています。「思考力・判断力・表現力」を高いレベルで求めてきます。

「いつ」「誰が(何が)」「なぜ」の3点を時系列でわかっていると、的確に答えやすくなります。

思考力は言いかえれば「論理性」です。「いつ」「誰が(何が)」あったのかという客観的な事実を正確に把握し、それを論理的に考えて解答すると高得点を取れるようにできています。

時系列で出来事を把握していると、的確に取捨選択して解答できるようになります。

例えば、「永仁の徳政令の目的」が良く出題されます。「なぜ永仁の徳政令が出されたのですか?」という問題です。

「御家人の生活救済のため」が答えになりますが、「なぜ永仁の徳政令が御家人の生活を救うことになるのか」がわかっていないと、せっかく覚えてもすぐに忘れてしまいます。

時系列にすると下記のようになります。

  1. 1274年文永の役が起こる
  2. 1281年弘安の役が起こる
  3. 1297年永仁の徳政令が出される

元軍という当時世界最大の軍事大国が日本に2回も攻めてきたのです。しかも1回目と2回目の間が7年しかありません。

戦争は出費が大きいです。武器や馬、食料を調達するだけでもたくさんお金がかかります。

それが7年間で2回もあったわけです。7年間で高層マンションを2回購入したようなものです。

よほどお金持ちの御家人でないと家計は大赤字です。恩賞をかなりもらわないといけない。でも恩賞がほとんどなかった。

だから借金まみれになって生活が苦しくなったので、幕府は永仁の徳政令を出して御家人の生活を救済しようとしたのです。

永仁の徳政令の前に何があったのかをすぐに思い出せれば、「あ~戦争があったな。お金かかったんだな」と思い至ります。

記述問題はある程度暗記で対応できますが、一発勝負の入試は確実性が重要です。年号を覚えておくと、記述問題を確実に正解する準備ができます。

※関連記事:中学入試の社会でよく出る記述問題

ほかの科目の勉強方法・問題

ほかの科目の勉強方法や問題を下記の記事で案内しています。ぜひ、ご覧ください。

【算数】

割合の解き方
 中学入試によく出る割合の問題
比の解き方
 中学入試によく出る比の問題
速さの解き方
 中学入試によく出る速さの問題
平面図形・空間図形の解き方

【国語】

【中学受験】国語の勉強法と入試出題傾向を解説
【中学受験】国語長文読解を短期間で伸ばす勉強法
中学入試によく出る漢字・熟語・慣用句・ことわざの問題
記述問題の書き方と勉強方法
おすすめの記述・作文問題集

【理科】

【中学受験】理科を得意にできる勉強方法
【中学受験】理科のおすすめ問題集
中学入試の理科によく出る問題の一問一答
中学入試理科でよく出る問題の語呂合わせ一覧
中学入試の理科でよく出る記述問題とその対策の仕方
中学入試の理科でよく出る計算問題の公式一覧

【社会】

【中学受験】社会で貯金を20点つくる勉強法を紹介
中学入試の社会によく出る問題の一問一答
【中学受験】歴史の流れを時代別に解説
中学入試の社会でよく出る記述問題
【中学受験】社会のおすすめ問題集

まとめ

小学生向けに中学受験社会で覚えておくべき歴史年号の語呂合わせを紹介しました。

歴史は流れと一緒に覚えると覚えやすく、模試や入試でも思いだしやすいです。

【下記リンクは難関中学受験対策で定番のZ会のHPです。リンク先でZ会に資料請求ができます。】

Z会の通信教育 中学受験コース

※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法

satoru

福地 暁です。 個別指導の塾を経営しています。 これまで3000組以上のご家庭を担当させていただきました。 中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習支援をしています。 みなさまの学びにプラスになる情報をお伝えしていきます! よろしくお願いします。 1男1女の父。 どうやら娘には「甘いパパ」と思われているようで、 アイスやジュースをねだるときは必ずパパのところにきます。

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